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ゼミで学んだ事とは?

 投稿者:kowata  投稿日:2005年 8月11日(木)00時59分20秒
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   ABI総裁さまはじめ、みなさま、お久しぶりです。
 私は、総選挙やデジタル化などの「イベント(といっても取材だが・・・)」が盛り沢山で、忙しい日々を送っています。
 いまでも、陽子ゼミで学んだことは、私の仕事で生きています。陽子先生が退官されて、4ヶ月あまりが過ぎ、ゼミ関係者との交流も少なくなったいま、改めて、陽子先生から学んだ事を、私なりに整理したいと思い、書き込みをした次第です(ちょっと固めのネタですが・・・)。

「現場を大切にすること」
 陽子先生から学んだことで、一番大切なこととは、現場を大切にすることではないでしょうか?
 先生は、いつぞや、「10人でいいから、不登校の子どもと友だちになりなさい」と、不登校を研究していた私にアドバイスされたことがあります。理論に重きを置きながら、教育現場へのアプローチが弱い教育社会学は、血の通った人間ひとりひとりにそのまま当てはめてると、おもわぬ危険が潜んでいます(理論だからかまわないだろうという議論は、理論をもてあそぶだけでほとんど意味がありません)。ひとりひとりにしっかりと接したときに、その人から見えてくる色々なものを、当事者と一緒に問題を進めるのがベストですよね。
 おのおのの人間が起こす個別具体的な事象が、複雑多岐に渡るがゆえに、全体的にしか物事を考えないのは、大変危険な行為です(この部分を先生はみんなに言いたかったのではないか?いわゆる、総合判断、総合考量などの危険性)。総合判断などは、少数の物事を切り捨てる、または、その物事を軽く扱うことにつながります。少数の物事のなかから、いろいろ重大な要素が隠れている場合もあるのに、その機会を完全に、または、それに近い形で、自らつぶす事になります。
 先生は、アメリカ民主主義ではない、本来的な「民主主義」の考えを大切にしていました。つまり、「民主主義」とは、物事を決めるときは、単純な多数決ではなく、多数者が少数者を「説得」して、結論を決めるということです。決して、多数者が少数者を切り捨てる事はありません(これがもともとの民主主義の考え方)。
 だから私は、自分の足でいろいろな物事を知り、自分の目で様々な人を見て、自分で納得のいく結論を、関係者と話し合う事で導き出す事が大切だと思います。このプロセスを面倒がると、思わぬ方向に進む事が多いことを、私は仕事でもしょっちゅう学んでいます。急がばまわれ、これが意外と大事!(でも、臨機応変もかなり大事!)

 難しい話はここまで・・・。
 学生の頃のゆとりはもはやどこへ行ったのやら。掛け値なしの話し合いが出来る場は、社会に出ると少なくなりますよね。でも、嘆かず、これからも、ゼミ関係者と交流する事が、財産だと思いますので、よろしくお願いします。また、書き込みします。
 

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